2017年12月24日(日)

御坂山塊

尾股山　水ノ沢山

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12月24日　曇

芦川スポーツ広場645 →歩→ 尾股山740−750 →歩→ 芦川スポーツ広場830 ⇒車⇒ 途中845 →歩→ 水ノ沢山920−930 →歩→ 中芦川山950−1000 →歩→ 途中1050

○

日帰り　単独

■御坂山塊は、1990年代にテントを担いで何度か縦走しており、主だった山にはだいたい登っているが、芦川の南側に位置する尾股山や水ノ沢山は主稜から離れており、登り残されていた。当時から気になっていて、今回ようやく登りに出かけることにした。■鶯宿入沢の芦川スポーツ広場の駐車場に車を停める。付近に民家はなく、こんな山の中にグラウンドがあるのを不思議に思う。■駐車場の奥に動物除けの柵があり、ちょうど扉があったので、ここから入山する。扉は施錠されておらず、「↑尾股山入口」と書かれた赤いビニールテープが貼ってあった。■踏跡を進んでいくと、沢に出たので対岸に渡る。■対岸の沢沿いに踏跡があったが、尾根上に続いているようには見えず、「平成9年度　公社分収育林地」と書かれた立看板の手前から尾根の方向へ薄い踏跡が認められたので、ここを登っていくと、案の定、尾根上に出ることができた。■しばらく植林の中の急登が続き、芦川スポーツ広場から30分ほどで植林を抜けて勾配が緩くなるが、すぐに再び急登となる。■急な尾根を登り切ると、尾股山から御坂山塊の主脈に続く甲府市と笛吹市の市境の稜線上に出た。芦川スポーツ広場から約40分だった。ここで右折する。■緩やかな稜線上を15分ほど行くと、尾股山頂上に到着した。立木に「尾俣山」と書かれた標識があった。■尾股山頂上は木々で覆われていて眺望はない。三角点のようなものがあるが、三角点ではなさそうである。■少し休憩した後、元来た道を戻った。■市境の稜線から往路と同じ尾根を下っていく。尾根の下部で下り過ぎてしまったと思い、戻るような形で踏跡らしき所を歩いていったが、結局、行きと同じ踏跡を歩いていたようで、同じ所で沢を渡り、芦川スポーツ広場に無事戻ることができた。■次に、水ノ沢山に登るために、芦川スポーツ広場から車で移動する。■芦川グリーンロッジの前を通り過ぎ、鍵掛峠への分岐まで道は簡易舗装が施されている.。■鍵掛峠への分岐には、旧芦川村が作った「芦川」と「鍵掛峠」を指す道標があり、右に鍵掛峠への道が分かれている。ここは鶯宿中芦川林道の起点でもあり、「市営林道鶯宿中芦川線　起点」と書かれた標柱もある。この先、道は未舗装路となっていて、ゲートは無いが、「土砂崩落のため　通行止め　笛吹市役所」や「この先工事中につき通りぬけできません　笛吹市」と書かれた看板があり、駐車するスペースも無いので、車を停めることができる場所まで少し戻った。■駐車地点を出発し、鍵掛峠への分岐まで5分ほどだった。■水ノ沢山から西に延びる尾根まで鶯宿中芦川林道を歩いていく。途中で沢を二つ横切ったが、一つ目の沢は思いのほか水量が多かった。■鍵掛峠への分岐から15分くらいで目的の尾根まで来るが、法面は急で登ることができないので、尾根を回り込んで少し行った所から尾根上に上がった。■尾根を緩やかに登っていく。ヤブも無く、尾根を外さなければ、特に問題ない。■林道から15分ほどで水ノ沢山頂上に到着した。ここも立木に「水ノ沢山」と書かれた標識が付けられていた。■水ノ沢山頂上も木々で覆われていて眺望はない。西側は自然林で、東側は植林となっている。■水ノ沢山頂上から北側の尾根を下り、鞍部から標高1167.5mの三角点まで登り返す。少し登ると緩やかな尾根上を行くようになる。■標高1167.5mの三角点には「中芦川山」と書かれた古い標識があった。小広い頂上は、木が切り倒されていて明るい雰囲気である。■中芦川山頂上からさらに北に進んでいくと尾根が左右に分かれるので、、西側の尾根を下っていく。■2万5千分の1地形図によると、尾根の末端から林道に下るのは難しいと思えたので、様子を見て尾根から左に逸れて林道に下り立った。中芦川山から15分ほどだった。■林道には、猟に来た人のものと思われる軽トラックが2台停まっていた。■林道を20分ほど下ると、行きに登った尾根を回り込む。この付近で前方に猟犬のような犬が突然現れたが、すぐに走って逃げていった。■行きに登った尾根から約10分で鍵掛峠への分岐を過ぎ、さらに5分ほどで駐車地点に戻った。■鶯宿中芦川林道はやや荒れていたが、今回歩いた区間については、車高の高い車であれば通行に支障は無さそうだった。入山した尾根の付近に駐車可能な場所もあったので、車で進入しても良かったかもしれない。■山中では人に会うこともなかった。尾股山も水ノ沢山も登る人が少なそうな静かな山であった。（2018年1月13日記載）


尾股山頂上付近にて（2017年12月24日）


尾股山頂上１（2017年12月24日）


尾股山頂上２（2017年12月24日）


尾股山頂上３（2017年12月24日）


尾股山頂上４（2017年12月24日）


尾股山頂上の標識（2017年12月24日）


尾股山から下山途中で水ノ沢山を樹間に見る（2017年12月24日）


水ノ沢山頂上付近にて（2017年12月24日）


水ノ沢山頂上１（2017年12月24日）


水ノ沢山頂上２（2017年12月24日）


水ノ沢山頂上の標識（2017年12月24日）


水ノ沢山頂上３（2017年12月24日）


水ノ沢山頂上４（2017年12月24日）


水ノ沢山から中芦川山に向かう尾根上にて（2017年12月24日）


中芦川山頂上１（2017年12月24日）


中芦川山頂上２（2017年12月24日）


中芦川山頂上３（2017年12月24日）


中芦川山頂上４（2017年12月24日）


中芦川山頂上の標識（2017年12月24日）


中芦川山頂上の三角点（2017年12月24日）


中芦川山頂上５（2017年12月24日）


鶯宿中芦川林道から中芦川山を見る（2017年8月19日）


尾股山　水ノ沢山−GPS軌跡（2017年12月24日）
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。（承認番号　平26情複、 第537号）
　承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。



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