2017年12月31日(日)

御坂山塊

烏帽子山

12月31日 

横沢橋650 →歩→ 烏帽子山735−755 →歩→ 横沢橋835

日帰り 単独

御坂山塊は、1990年代にテントを担いで何度か縦走しており、主だった山にはだいたい登っているが、中道往還の阿難坂(女坂)近くに位置する烏帽子山は主稜から離れており、登り残されていたので、登りに出かけることにした。精進湖トンネルから国道を下っていくと、最初に沢を横切る橋は「山葵沢橋」、次に沢を横切る橋は「横沢橋」という。横沢橋の少し先の路肩に駐車することができるスペースがあるので、そこに車を停める。駐車した場所は国道と旧道の交点のようで、横沢橋の下の方から道路跡が上がってきており、国道の向かい側の斜面に続いている。向かい側の道路跡から入山する。入口には鎖が掛けてあり、車の進入は不可能である。道路跡を緩やかに登っていくと、道は右にUターンするようにカーブする。古いコンクリートの防護壁があり、下の方は国道の擁壁になっている。ここから釈迦ケ岳や滝戸山方面の眺めが良い。カーブを曲がった所から尾根に取り付く。尾根上に出ると、右側は植林で左側は自然林となっている。尾根を外さないように登っていく。尾根は急であり、右側の植林が終わると、さらに勾配を増すので、慎重に登っていく。途中で傾斜が緩くなるが、平面距離ではまだ半分くらいである。再び右側が幼木の植林地になると、ヤブが少し出てくるが、植林と自然林の境目に薄い踏跡があるので、これを拾いながら登っていく。やがて左側からの尾根と合流すると、烏帽子山頂上に到着した。烏帽子山頂上には三角点があり、その傍らの倒木に烏帽子山頂上を示す標識が付けられていた。北側は自然林、南側は植林で眺望は得られないが、樹間に滝戸山や釈迦ケ岳が見える。烏帽子岳頂上でしばらく休憩した後、元来た道を戻った。烏帽子山は道の無い、登る人もほとんどいないような寂峰であるが、思っていたよりも容易に登ることができた。大晦日の軽い山行として良かったと思う。(2018年1月13日記載)


烏帽子山頂上1(2017年12月31日)



烏帽子山頂上2(2017年12月31日)



烏帽子山頂上3(2017年12月31日)


烏帽子山頂上4(2017年12月31日)



烏帽子山頂上の標識(2017年12月31日)



烏帽子山頂上の三角点(2017年12月31日)



烏帽子山頂上5(2017年12月31日)


烏帽子山頂上から樹間に釈迦ケ岳を見る(2017年12月31日)



烏帽子山から下山途中で樹間に三方分山を見る(2017年12月31日)


烏帽子山から下山途中で急な尾根を振り返る(2017年12月31日)


烏帽子山から下山途中で樹間に釈迦ケ岳を見る(2017年12月31日)



道路跡の尾根取り付き地点(2017年12月31日)


道路跡の尾根取り付き地点付近から滝戸山方面の眺望(2017年12月31日)



道路跡の尾根取り付き地点付近から釈迦ケ岳方面を見る(2017年12月31日)


道路跡の尾根取り付き地点付近にて(2017年12月31日)


道路跡1(2017年12月31日)



道路跡2(2017年12月31日)



国道から道路跡が分岐する入山地点(2017年12月31日)


烏帽子山−GPS軌跡(2017年12月31日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
 承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。




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