2020年10月11日(日)

鈴鹿
霊仙山

10月11日 曇〜晴

落合640 →歩→ 汗拭峠710 →歩→ 経塚山845−850 →歩→ 霊仙山905−935 →歩→ 経塚山955 →歩→ 汗拭峠1100 →歩→ 落合1130

日帰り 単独

膝の調子が悪く、本当は別の山に登る予定だったが、前日の台風の影響で道路が通行止になっていて、登山口まで行くことができなかったため、急遽、霊仙山に登ることにした。初めて霊仙山に登る時は、今畑から南霊山経由で登って汗拭峠経由で下る周回コースを考えていたが、膝の調子を考えて、落合から汗拭峠経由の往復とした。落合まで車で入る。途中、道幅が狭くてすれ違いが困難と思われる区間もあった。落合は廃集落であるが、「落合区民以外の方は「落合区駐車場」をご利用ください。」と書かれた看板があり、駐車場があったので、そこに車を停めて出発した。落合から川を渡り、左岸に付けられた林道を奥へ進む。少し行くと、右に林道が分かれるが、直進する。「霊仙山 115分 醒ケ井 75分」と書かれた古い道標も見られる。やがて林道の終点に着く。重機が置いてあり、堰堤の建設工事が進められているようである。仮設の通路が設置されていて、ここを過ぎると山道に入っていく。まもなく対岸に渡り、右岸を歩いていく。途中で沢を渡渉して左岸に移るが、すぐにもう一度渡渉して右岸に戻った。やや増水していたようだが、特に問題なく渡ることができた。沢から離れると、路肩が不安定な細い道を登っていくようになる。ロープが付けられている箇所もあった。徐々に勾配が急になり、登り切った所が汗拭峠だった。ここで榑ケ畑からの登山道と合流した。汗拭峠は二合目であり、その後、合目ごとに道標があった。汗拭峠から三合目まで10分、四合目まで25分、五合目まで35分だった。三合目から5分くらい進んだ所には「大洞谷源頭」と書かれた標識もあった。四合目の標識には「松林」、五合目の標識には「見晴台」と書いてあった。 五合目には「クマ出没注意!! 山に入る方は、鈴やラジオなど音の出るものをお持ちください。多賀町」と書かれた看板もあった。曇っているが、五合目からは辛うじて琵琶湖を見ることができた。五合目から六合目まで15分、七合目まで20分、八合目まで40分、九合目まで60分だった。七合目の標識には「お猿岩」、八合目の標識には「お池」と書いてあった。六合目を過ぎると、森を抜けて草原状の斜面を登っていくようになるが、霧が出てきて周囲の状況はよく分からなくなった。八合目にはお虎ケ池という池があり、池の前に「霊山神社」と書かれた鳥居が立っていた。九合目の標識には「経塚山」と書いてあった。古い書物には、北霊仙山と記されていることもある。経塚山から一旦下って、鞍部から登り返すと今畑への分岐に着いた。ここから5分もかからず、霊仙山頂上に到着した。霧が深かったため、経塚山付近から霊仙山頂上まで道が非常に分かりにくかった。霊仙山頂上は眺めが良さそうな場所であるが、霧のため全く眺望を得ることはできなかった。「霊仙山 標高一〇八四米」と書かれた標柱や三角点があった。分岐まで戻り、今畑の方へ5分くらい行くと、「霊仙山最高点 標高一、〇九八メートル」と書かれた標識があるピークに着いた。ここか霊仙山で最も高い所のようであるが、相変わらず霧のため眺望は得られなかった。元来た道を戻って、落合に下山した。途中、登ってくる人と大勢すれ違った。人気のある山なのだと思った。台風一過の快晴を期待していたが、天候の回復は思っていたよりも遅れ、下山する途中で晴れてきたのは残念だった。今回は急に予定を変更して霊仙山に登ったが、天気と膝の調子が良い時にぜひ再び登ってみたいと思った。(2021年1月11日記載)



霊仙山を目指して(2020年10月11日)


霊仙山頂上1(2020年10月11日)


霊仙山頂上2(2020年10月11日)


霊仙山頂上3(2020年10月11日)


霊仙山頂上の三角点(2020年10月11日)


霊仙山最高点にて(2020年10月11日)


七合目を過ぎると晴れてきた1(2020年10月11日)


七合目をすぎると晴れてきた2(2020年10月11日)


汗拭峠(2020年10月11日)


落合にて(2020年10月11日)


霊仙山−GPS軌跡(2020年10月11日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
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