2020年10月18日(日)

鈴鹿
鈴北岳 御池岳

10月18日 晴〜曇

鞍掛トンネル東口555 →歩→ 鞍掛峠620 →歩→ 鈴北岳725−740 →歩→ 御池岳815−840 →歩→ ボタンプチ855−905 →歩→ 奥ノ平915−920 →歩→ 天ケ平955 →歩→ コグルミ谷出合1100 →歩→ 鞍掛トンネル東口1120

日帰り 単独

前週、鈴北岳と御池岳に登ろうと思ったが、台風の影響で道路が通行止になっていて登山口の鞍掛トンネルまで行くことができず、登ることができなかったので、改めて登りに出かけた。鞍掛トンネルの東側に駐車スペースがあるので、ここに車を置いて出発した。「御池岳・三国岳登山口」や「鞍掛道入り口」と書かれた標識に導かれて、道路脇の沢を渡ると、道が二手に分かれるので、左に進む。樹間の道を登っていく。鞍掛トンネル東口から15分くらい登ると、送電線鉄塔の近くを通過し、さらに10分くらいで鞍掛峠に着いた。鞍掛峠は四辻となっていて、左に曲がる。右は三国岳、直進は大君ケ畑を指す道標があった。鞍掛峠から5分ほどで送電線鉄塔の下を通過する。しばらく低木の間を行くが、やがて眺めの良い尾根上を行くようになる。右手に鈴ケ岳、背後に霊仙山や伊吹山、左手に養老山地や伊勢湾を見ながら登っていく。登り切った所が鈴北岳頂上だった。鈴北岳頂上は広く、眺めが非常に良い。鈴北岳から日本庭園と呼ばれる草原状の台地を歩いていく。元池への道を右に分けると、道は谷間に入っていく。途中でおそらく真ノ池と呼ばれる池を見る。鈴北岳頂上から15分ほど行くと、御池岳を指す道標が現れ、右折する。直進は、コグルミ谷と真の谷を指していた。分岐から樹林の中を20分くらい登ると、御池岳頂上に到着した。御池岳を示す標柱や標識があった。御池岳頂上は丸山とも言う。鈴北岳のように眺めは良くないが、北側の眺望が得られる。御池岳頂上からコグルミ谷方向へ下る。まもなく右に道が分かれるので、ここを入って道なりに進んでいくと、樹林を抜けて草原状の広々とした場所に出た。正面に奥ノ平という標高1241mの平頂が現れる。奥ノ平の手前の鞍部に道標があった。御池岳頂上からここまで15分ほどだった。右はボタンブチを指していたので、右折して広々とした斜面を下っていく。正面に鈴鹿の山々を見ながら緩やかに5分くらい下ると、ボタンブチという小ピークに着いた。南側の眺めがとても良い。西側には天狗ノ鼻という小さな岩峰が見え、せっかくなので行ってみる。反対側から来る人がいたので、御池岳頂上から天狗ノ鼻に直接来ることもできたようである。眺望を楽しんだ後、分岐まで戻り、奥ノ平に向かう。分岐から緩やかに5分も登ると、奥ノ平に着いた。奥ノ平も草原状の広々とした場所で、藤原岳の向こうに海も見えた。奥ノ平からコグルミ谷へ下る登山道まで戻る。当初の予定では、元来た道を鞍掛トンネルまで戻り、余裕があれば途中で鈴ケ岳に寄るつもりだったが、膝の調子が芳しくなく、コグルミ谷を下ることにする。コグルミ谷を下る登山道には、合目ごとに標識が設置されていた。九合目から10分くらい行くと、道が左右に分かれていて、左は鈴北岳、右はコグルミ谷と真の谷を道標が指していたので、右に進む。左は真ノ池に至る道と思われた。九合目から八合目まで15分、七合目まで25分、六合目まで30分、五合目まで40分だった。途中で数回シマリスを見かけた。六合目は天ケ平やカタクリ峠と呼ばれ、白瀬峠、藤原岳方面の道が分かれる。五合目から5分ほどで長命水という水場を通過した。さらに10分くらい下ると、タテ岩と鈴北岳を指す道標があったが、廃道のように見えた。五合目から40分くらい下り、コグルミ谷出合で国道に出た。コグルミ谷出合には「御池岳登山道 コグルミ谷登山口」や「登山者のみなさまへ この登山道は30分程先(コグルミ谷)に陥没箇所があります。大変危険ですので、登山者のみなさまは充分注意してください。三重県藤原町」と書かれた看板があった。道は険しい場所もあったが、通行に問題は無かった。しかし、勾配は急であり、今の自分には膝への負担が大きかった。コグルミ谷出合から国道を歩いて鞍掛トンネル東口に戻った。膝痛が酷く、最後の車道歩きは堪えた。登り始めが早かったので、御池岳頂上までは誰にも会わなかったが、その後、多くの人と遭遇した。下山すると、駐車スペースも満車になっていて路肩駐車も多かった。確かにテーブルランドと呼ばれる御池岳頂上部のカルスト地形や周囲の眺望はすばらしく、紅葉もきれいだったので、人気の山であることも頷けた。鞍掛トンネルは車で何度か通ったことがあったが、近くの山上がこのような景観の優れた場所であるとは思いも寄らなかった。(2021年1月11日記載)



鞍掛峠(2020年10月18日)


鈴北岳1(2020年10月18日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で養老山地方面を望む(2020年10月18日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で三国岳方面を見る(2020年10月18日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で伊吹山や白山方面を望む(2020年10月18日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で霊仙山を見る1(2020年10月18日)


鈴北岳2(2020年10月18日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で霊仙山や伊吹山を見る1(2020年10月18日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で伊吹山を見る(2020年10月18日)


鈴ケ岳(2020年10月18日)


鈴北岳3(2020年10月18日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で霊仙山や伊吹山を見る2(2020年10月14日)


鞍掛峠から鈴北岳に登る途中で霊仙山を見る2(2020年10月18日)


鈴北岳頂上1(2020年10月18日)


鈴北岳頂上2(2020年10月18日)


鈴北岳頂上の標識(2020年10月18日)


鈴ケ岳頂上から鈴ケ岳を見る(2020年10月18日)


鈴北岳頂上から霊仙山や伊吹山を望む(2020年10月18日)


鈴北岳頂上から霊仙山を望む(2020年10月18日)


鈴北岳頂上から伊吹山を望む(2020年10月18日)


鈴北岳頂上から日本庭園を見る(2020年10月18日)


御池岳1(2020年10月18日)


日本庭園にて(2020年10月18日)


御池岳2(2020年10月18日)


鈴北岳4(2020年10月18日)


御池岳付近から見た鈴北岳(2020年10月18日)


御池岳頂上(2020年10月18日)


御池岳頂上の標識(2020年10月18日)


御池岳頂上から奥ノ平を見る(2020年10月18日)


御池岳頂上から御嶽山を望む(2020年10月18日)


御池岳頂上から伊吹山を見る(2020年10月18日)


奥ノ平を見る(2020年10月18日)


ボタンブチから天狗ノ鼻と御池岳を見る(2020年10月18日)


天狗ノ鼻1(2020年10月18日)


天狗ノ鼻2(2020年10月18日)


ボタンブチ1(2020年10月18日)


ボタンブチ2(2020年10月18日)



天狗ノ鼻にて(2020年10月18日)


ボタンブチ付近から鈴鹿の山々を望む1(2020年10月18日)


ボタンブチ付近から鈴鹿の山々を望む2(2020年10月18日)


奥ノ平にて1(2020年10月18日)


奥ノ平にて2(2020年10月18日)


奥ノ平にて3(2020年10月18日)


奥ノ平から藤原岳方面を見る(2020年10月18日)


奥ノ平から鈴鹿の山々を望む(2020年10月18日)


奥ノ平から霊仙山と伊吹山を見る(2020年10月18日)


奥ノ平から鈴ケ岳を見る(2020年10月18日)


奥ノ平から御池岳を見る(2020年10月18日)


奥ノ平(2020年10月18日)


真ノ谷源頭部付近の紅葉(2020年10月18日)


シマリスがいた(2020年10月18日)


コグルミ谷の紅葉1(2020年10月18日)


コグルミ谷の紅葉2(2020年10月18日)


コグルミ谷の紅葉3(2020年10月18日)


コグルミ谷は落栗が多かった(2020年10月18日)



鈴北岳 御池岳−GPS軌跡(2020年10月18日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
 承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。


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