2020年11月14日(土)

奥高野
伯母子岳

11月14日 晴

途中705 →歩→ 口千丈山740−745 →歩→ 牛首ノ峰835−840 →歩→ 深タワ900 →歩→ 伯母子岳925−950 →歩→ 深タワ1015 →歩→ 口千丈山1110−1115 →歩→ 途中1145

日帰り 単独

伯母子岳に初めて登る時は大股から登ろうと考えていたが、膝の不調もあり、勾配が緩やかコースということで奥千丈林道から伯母子岳を目指すことにする。ごまさんスカイタワーの駐車場で時間調整をした後、車で奥千丈林道に入り、伯母子岳の遊歩道入口の近くの路肩に車を置いて出発する。前週で紅葉も終わり、すでに辺りは冬枯れの様相だった。遊歩道入口から林道のような幅が広い道を歩いていく。遊歩道は基本的に稜線上に付けられているが、最初はしばらく樹間を進んでいく。あまり眺めは良くないが、龍神岳などが見える場所もある。口千丈山はなだらかな稜線上にある一峰で、頂上は道の途中のような場所であるが、標識と三角点があった。口千丈山頂上から標高1322m地点まで15分くらいだった。2万5千分の1地形図では、その次の小ピークから南へ道が分かれているが、この道は認められず、おそらく廃道になっていると思われた。分岐付近には、「牛首山」と書かれた比較的新しい道標があった。牛首山を過ぎると眺望が開けて、大峰山脈や鉾尖岳方面の山々を望むことができた。牛首山から10分くらい行くと、遊歩道は稜線の左に逸れるが、そこから稜線上に付けられた踏跡を登っていく。遊歩道と分かれてから5分くらい登ると、傾斜が緩くなり、樹間に眺望を得ることができた。さらに10分ほど行くと、牛首ノ峰頂上に着いた。牛首ノ峰頂上を示す標識などは見当たらなかった。この付近も眺めが非常に良かった。牛首ノ峰頂上から稜線に沿って10分くらい下ると、再び遊歩道と合流した。遊歩道をさらに10分くらい下ると、深タワという分岐に着いた。途中で振り返ると、牛首ノ峰が意外と大きく立派に見えた。深タワで遊歩道は左の山腹に逸れていくが、稜線上を行く伯母子岳に直登する登山道が分かれるので、道標に従ってそちらに進む。今回のコースの中で、深タワから伯母子岳頂上への登りが最も急だったかもしれない。途中に眺めが良い場所もあり、周囲を眺めながら登っていくと、やがて伯母子岳頂上に到着した。伯母子岳頂上も非常に眺めが良い場所だった。歩いてきた稜線や大峰山脈など周囲の山々を望むことができた。伯母子岳頂上でしばらく眺望を楽しんだ後、大股方面に15分くらい下ると、小辺路に出た。ここで左折して山腹の道を10分くらい行くと、深タワに着いた。ここから牛首ノ峰を巻いた後、元来た道を奥千丈林道まで戻った。行きよりも帰りの方が登りが多いように感じたが、勾配は緩く、体力的に特に問題は無かった。奥千丈林道の遊歩道入口から小辺路との合流地点までは、軽トラックが通ることもできそうな林道のような道であり、膝への負担も少なく、現在の自分にはちょうど良いコースだった。伯母子岳は展望の山であった。周囲には幾重にも山々が連なり、紀伊半島の真ん中にいることを感じさせられた。いずれ大股からまた登ってみたいと思った。(2021年3月13日記載)



伯母子岳遊歩道から護摩壇山と鉾尖岳を結ぶ稜線を望む(2020年11月14日)


伯母子岳遊歩道から龍神岳方面を望む(2020年11月14日)


口千丈山にて1(2020年11月14日)


口千丈山頂上1(2020年11月14日)


口千丈山頂上2(2020年11月14日)


口千丈山頂上の標識(2020年11月14日)


口千丈山頂上の三角点(2020年11月14日)


口千丈山にて2(2020年11月14日)


伯母子岳遊歩道の口千丈山付近にて1(2020年11月14日)


伯母子岳遊歩道の口千丈山付近にて2(2020年11月14日)


牛首山付近から鉾尖岳方面を望む(2020年11月14日)


牛首山付近から大峰山脈方面の眺望1(2020年11月14日)


牛首山付近から牛首ノ峰を見る(2020年11月8日)


牛首ノ峰に登る途中で大峰山脈方面を望む(2020年11月14日)


牛首ノ峰に向かう(2020年11月14日)


牛首ノ峰付近から大峰山脈方面を望む(2020年11月14日)


牛首ノ峰付近から口千丈山方面を振り返る(2020年11月14日)


牛首ノ峰付近から口千丈山、龍神岳方面を振り返る(2020年11月14日)


牛首ノ峰付近から伯母子岳を見る1(2020年11月14日)


牛首ノ峰付近から鉾尖岳方面を望む(2020年11月14日)


牛首ノ峰付近から伯母子岳を見る2(2020年11月14日)


牛首ノ峰(2020年11月14日)


深タワ付近から鉾尖岳方面を望む(2020年11月14日)


深タワ付近から牛首ノ峰を見る(2020年11月14日)


伯母子岳(2020年11月14日)


伯母子岳に登る途中で牛首ノ峰を振り返る1(2020年11月14日)


伯母子岳に登る途中で夏虫山を見る(2020年11月14日)


伯母子岳に登る途中で牛首ノ峰を振り返る2(2020年11月14日)


伯母子岳に登る途中で牛首ノ峰を振り返る3(2020年11月14日)


夏虫山(2020年11月14日)


伯母子岳に登る途中で護摩壇山と鉾尖岳を結ぶ稜線を見る(2020年11月14日)


伯母子岳頂上から龍神岳方面の眺望(2020年11月14日)


伯母子岳頂上から鉾尖岳方面の眺望1(2020年11月14日)


伯母子岳頂上から鉾尖岳方面の眺望2(2020年11月14日)


伯母子山頂上から裸岳に続く稜線と大峰山脈方面を望む(2020年11月14日)



伯母子岳頂上から赤谷峰と大峰山脈方面を望む(2020年11月14日)


伯母子岳頂上から荒神岳方面を望む(2020年11月14日)


伯母子岳頂上から牛首ノ峰を見る(2020年11月14日)


伯母子岳頂上1(2020年11月14日)


伯母子岳頂上2(2020年11月14日)


伯母子岳頂上3(2020年11月14日)


奥千丈林道にて(2020年11月14日)


奥千丈林道から伯母子岳へ続く稜線を振り返る(2020年11月14日)


奥千丈林道からごまさんスカイタワーの背後に護摩壇山と龍神岳を見る(2020年11月14日)



伯母子岳−GPS軌跡(2020年11月14日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
 承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。


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