2021年1月2日(土)

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1月2日　晴

智者山神社745 →歩→ 智者山850−905 →歩→ 天狗石山945−1000 →歩→ 智者山1035−1040 →歩→ 智者山神社1125

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日帰り　単独

■千頭の方から林道を車で進み、平栗を経て智者山神社まで入る。路肩に車を停めて出発する。■「智者山観音堂」や「智者山神社」と書かれた石柱と「智者山神社コース登り口 天狗石山 105分 智者山 60分 →」と書かれた道標があり、鳥居をくぐって石段を登ると、石段の上に「智者山」と書かれた社殿とその左に「智者山千手観音堂」と書かれた堂宇がある。無人であるが、絵馬掛所には絵馬がたくさん奉納してあり、一定の参拝者がいるように見えた。■智者山神社の社殿の右奥に天狗石山と智者山を指す道標があり、ここから登山道に入る。しばらく植林の中の急登が続く。■20分くらい登ると、林道に出た。智者山林道と言うらしい。右に少し行くと、左側に道標と仮設の階段があり、ここを登って再び登山道に入る。■林道と並行するように少し進むが、すぐに植林の中の急登となる。■林道から30分くらい登ると勾配が緩くなり、静岡市と川根本町の市町境で左折する。さらに10分ほど登ると、「← 智者山 1分」と書かれた道標が現れた。ここを左に少し進むと、「智者山」と書かれた標識があり、智者山頂上に到着した。■智者山頂上は平たく木々で覆われているが、南側の眺望を得ることができた。■少し休んでから分岐まで戻り、天狗石山に向かう。智者山頂上の東側を通り過ぎると、「智者山林道 40分 →」と書かれた道標があり、右に山道が分かれる。2万5千分の1地形図には崩野への道が記載されているが、道標には智者山林道と明記されていたので、帰りに下ることも考慮する。■稜線を北上すると、途中で七ツ峰や富士山の眺望が良い所があった。■緩やかな稜線を進んでいくと、標高1327m地点の先に「静岡市葵区崩野 →」と書かれた道標があり、右に山道が分岐する。智者山頂上からここまで20分くらいだった。■崩野への分岐からさらに10分ほど行くと、道が二手に分かれた。直進は「天狗石山 10分」、右は「天狗石を経由し、天狗石山 15分」と道標に書いてあり、せっかくなので天狗石を経由することにした。■山腹の道に入って5分くらい行くと、「天狗石山の由来伝説」と書かれた案内板があり、斜面に苔むした石が堆積している場所に着いた。案内板によると、江戸期までは天狗石橋山と呼んでいたそうで、大昔、天狗たちがこの山に集まって崩野まで一夜で石橋を作ろうとしたという言い伝えがあるが、現実は岩礫があるだけで、いつからか「橋」が脱落して、現在は天狗石山と呼ばれているとのことである。■天狗石から5分ほど登ると、天狗石山頂上に到着した。■天狗石山頂上は広く、標識や三角点、ベンチがあった。木々で覆われていて展望はない。■天狗石山頂上から智者山の方に少し行くと、「展望地 1分 →」と書かれた道標があったので、立ち寄ることにする。■少し行くと、「天狗石山反射板」と書かれた反射板があり、西側に朝日岳方面の眺望を得ることができた。近くには「← 猿見石山へ」や「猿見石山を経て谷畑・奥泉へ」と書かれた道標があり、ここを先に進むと、猿見石山に続いているようである。立木には赤ペンキで「大沢山へ（サルミ石山）」と書いてあり、猿見石山は大沢山とも呼ばれるらしい。■帰りは、天狗石山から天狗石を経由しないで智者山頂上まで戻った。■智者山から智者山林道を指す道標がある東側の道を下ることも考えたが、どの辺りに出るか分からなかったので、結局、元来た道を下って智者山神社に戻った。下山後に調べると、八草辻に続いていることが分かったが、車を回収するために智者山神社まで林道を歩かなければならなかったので、元来た道を下山して正解だった。■智者山神社から車で富士城に出てから帰途に就いた。八草辻から富士城までの林道は未舗装だったが、特に通行に支障は無かった。途中、智者山や南アルプス深南部方面の眺めが良い所もあった。■大井川流域のこの付近の山に登ったのは初めてだったが、比較的容易に登ることができるわりに深山の雰囲気も感じられ、また登りに訪れたいと思った。（2021年8月1日記載）