2021年3月14日(日)

台高
雲ケ瀬山 ハンシ山 伊勢辻山 赤ゾレ山

3月14日 曇〜晴

高見峠615 →歩→ 雲ケ瀬山700−705 →歩→ ハッピノタワ750 →歩→ ハンシ山815 →歩→ 伊勢辻850 →歩→ 伊勢辻山900−910 →歩→ 赤ゾレ山930−945 →歩→ 伊勢辻山1005−1010 →歩→ 伊勢辻1015 →歩→ ハンシ山1040−1055 →歩→ ハッピノタワ1110 →歩→ 雲ケ瀬山1150 →歩→ 高見峠1235

日帰り 単独

前年4月19日に高見峠から伊勢辻山まで歩こうと思って高見峠まで来たが、天気が悪かったため、結局別の山に行ったことがあった。それから機会を狙っていたが、前年は4月でもだいぶ寒かったので、もう少し遅い時期の方が良いと思っていた。ところが、今年はだいぶ暖かく、雪も少ないと読んで、天気予報も良かったので、再び高見峠から伊勢辻山を目指して、余裕があれば赤ゾレ山まで出かけることにした。高見峠に着くと、前年と同様に風が強く、また失敗したかと思ったが、空は明るく、天気が良くなりそうだったので、車を置いて出発した。前年4月に来た際に登山道の入口を確認しており、そこから入山した。しばらく稜線を巻いて植林の中を進む。途中で道は稜線の西側から東側に移り、高見峠から10分くらいで左前方から林道が合流した。地形がやや複雑で尾根が二手に分かれているように見えるが、目印に従って右前方に進む。少し行くと、稜線上を登って行くようになる。稜線は広がり、右側は台地のようになっている箇所もある。高見峠から25分ほど行くと、標高1021m地点のある尾根が左に分かれる地点で「三角点」と書かれた石柱を見る。「建設省」と書いてあったが、国土地理院の三角点とは別物のように思えた。石柱がある所から15分ほどで雲ケ瀬山頂上に到着した。眺望も無く、尾根の途中のような頂上だった。休憩もそこそこに出発する。まもなく稜線が二手に分かれるように見えるが、「ハッピタワ・ハンシ山→」と書かれた標識に従って右の方へ下っていく。途中で西側の眺望が良い場所があった。雲ケ瀬山頂上から20分くらい下ると、稜線が掘削されて古い作業道が稜線を越えているように見える鞍部を通過した。南タワと呼ばれる場所と思われ、左に行くと木梶林道に出られるのではないかと思った。南タワから登り返し、標高1007m地点を越えた次の鞍部がハッピノタワであった。「↑木梶林道(三重県)まで15分 ハッピノタワ」と書かれた道標があり、左に山道が分岐した。ハッピノタワから登って行くと、やがて伐採地のような尾根を登って行くようになる。左に木梶山を見ながら前方のハンシ山を目指して登っていく。標高を上げて振り返ると、雲ケ瀬山や高見山が見える。雲ケ瀬山は高見峠から来ると、あまり登頂したという感じがしなかったが、こちらから見る山容は非常に立派に見えた。ハンシ山は頂上を掠める巻道があり、行きは通り過ぎたが、帰りに立ち寄った。ハンシ山を過ぎると小さなアップダウンがあり、ハンシ山から15分くらいで「地蔵谷頭 1128.5m 東吉野村」書かれた標識のある小ピークを通過する。その後、徐々に勾配が急になり、標高が高くなるにつれてガスが出てくると同時に霧氷が見られるようになった。登り着いた所は伊勢辻で、右に玉井山(紅葉矢塚)への道が分かれた。伊勢辻から霧氷の尾根をたどると、伊勢辻山頂上に着いた。ガスで眺望も無く、疲れも出てきたが、せっかく来たので赤ゾレ山まで行くことにする。伊勢辻山から少し下ると、右手には草原状の場所もあるが、尾根に沿って進んでいく。やがて尾根の右下に登山者がいるのを見て一登りすると、赤ゾレ山頂上に到着した。晴れていれば眺めが良さそうな広い頂上だった。あいにくガスで何も見えないうえにとても寒かったので、少し休憩した後、元来た道を戻った。帰りに伊勢辻山が近づくと、急速に雲が流れ、振り返ると霧氷で真っ白な赤ゾレ山や国見山などを望むことができた。伊勢辻付近まで戻ると、青空も出てきた。霧氷がきれいだったが、伊勢辻から下っていくと、霧氷は見られなくなった。帰りに立ち寄ったハンシ山頂上は植林の中で眺望も得られないが、ハンシ山頂上の北側は眺めが良く、雲ケ瀬山や高見山、三峰山などを望むことができた。帰りは、伊勢辻山から高見峠まで下り主体というわけではなく、特にハッピノタワから雲ケ瀬山頂上までの登り返しがなかなかきつい。高見峠から伊勢辻山方面を往復する場合は、体力を温存しておく必要がある。今回は赤ゾレ山頂上から眺望を得ることができなかったが、今度は天気が良い時に大又から明神平を経て赤ゾレ山に登ってみたいと思った。(2021年12月19日記載)



赤ゾレ山頂上1(2021年3月14日)


赤ゾレ山頂上2(2021年3月14日)


赤ゾレ山頂上3(2021年3月14日)


赤ゾレ山頂上4(2021年3月14日)


赤ゾレ山頂上の標識(2021年3月14日)


赤ゾレ山頂上の霧氷(2021年3月14日)


赤ゾレ山付近にて(2021年3月14日)


 赤ゾレ山と伊勢辻山の間にて(2021年3月14日)


赤ゾレ山と伊勢辻山の間で国見山方面を見る1(2021年3月14日)


赤ゾレ山と伊勢辻山の間で馬駆ケ辻方面を見る(2021年3月14日)


赤ゾレ山と伊勢辻山の間で薊岳方面を望む(2021年3月14日)


赤ゾレ山と伊勢辻山の間で三峰山方面を望む(2021年3月14日)


国見山に続く稜線を見る(2021年3月14日)


赤ゾレ山(2021年3月14日)


伊勢辻山付近から国見山を望む(2021年3月14日)


伊勢辻山頂上1(2021年3月14日)
  

伊勢辻山頂上2(2021年3月14日)
  

伊勢辻山頂上3(2021年3月14日)
  

  伊勢辻山頂上の標識(2021年3月14日)
  

伊勢辻山頂上4(2021年3月14日)
  

伊勢辻山から両佛山方面を望む(2021年3月14日)
  

伊勢辻付近にて1(2021年3月14日)
  

    伊勢辻付近にて2(2021年3月14日)
  

    伊勢辻付近にて3(2021年3月14日)
   

伊勢辻付近にて4(2021年3月14日)


伊勢辻付近の霧氷1(2021年3月14日)


伊勢辻付近の霧氷2(2021年3月14日)


ハンシ山頂上1(2021年3月14日)


ハンシ山頂上2(2021年3月14日)


 ハンシ山頂上の標識(2021年3月14日)

高見山と雲ケ瀬山を望む1(2021年3月14日)


雲ケ瀬山(2021年3月14日)


三峰山を望む(2021年3月14日)


高見山と雲ケ瀬山を望む2(2021年3月14日)


雲ケ瀬山と三峰山を望む(2021年3月14日)


ハンシ山とハッピノタワの間で木梶山方面を望む(2021年3月14日)


ハンシ山(2021年3月14日)


ハッピノタワ付近から雲ケ瀬山と三峰山を見る(2021年3月14日)


ハッピノタワと南タワの間で雲ケ瀬山を見る(2021年3月14日)


ハッピノタワと南タワの間で木梶山方面を望む(2021年3月14日)


ハッピノタワと南タワの間でヘイペイ平、木梶辻方面を見る(2021年3月14日)


ハッピノタワと南タワの間で高見山を見る(2021年3月14日)

  
  南タワ付近から木梶山方面を見る(2021年3月14日)


南タワと雲ケ瀬山の間の稜線から西側の眺望1(2021年3月14日)


南タワと雲ケ瀬山の間の稜線から西側の眺望2(2021年3月14日)

 
雲ケ瀬山頂上1(2021年3月14日)


雲ケ瀬山頂上2(2021年3月14日)


雲ケ瀬山頂上3(2021年3月14日)


雲ケ瀬山頂上の表示(2021年3月14日)


雲ケ瀬山付近にて(2021年3月14日)


雲ケ瀬山と高見峠の間にて(2021年3月14日)


雲ケ瀬山から高見峠に戻る途中で樹間に高見山を見る(2021年3月14日)


雲ケ瀬山 ハンシ山 伊勢辻山 赤ゾレ山−GPS軌跡(2021年3月14日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
 承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。


戻る