2021年11月20日(土)

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11月20日　晴

野鳥の森725 →歩→ 麻布山920−940 →歩→ 戸中山950−955 →歩→ 前黒法師山1030−1050 →歩→ 戸中山1115 →歩→ 麻布山1130 →歩→ 野鳥の森1305

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日帰り　単独

■山住峠から天竜スーパー林道に入り、野鳥の森のウグイスの門の近くに車を置く。「みさくぼ 野鳥の森」と書かれた木製の標示がある。「全面通行止 この先路肩決壊により通り抜け出来ません」と書かれた看板やバリケードがあり、その先の水窪ダム方面の天竜スーパー林道は通行止になっていた。■「水窪町自然休養林 野鳥の森案内図」と書かれた古い看板によると、以前は休憩所やトイレがあったようだ。「コガネ沢林道 天竜森林管理署 起点」と書かれた標識があり、ここから林道が分岐している。登山ポストや「麻布山（登山口） 徒歩2時間」と書かれた標識があり、これに従って登山道に入る。■5分くらいで標高1304m地点に達し、稜線上の登山道をたどる。さらに10分くらいで次の小ピークに着く。「三森 1304m」と書かれた標識と小祠があり、ここで右折する。■三森からしばらく稜線を緩やかに下っていく。森の中で眺望はない。■標高1244m地点を過ぎ、三森から15分くらいで稜線の左側に東屋があるのを見る。■三森から25分ほどで標高1298m地点を通過する。この先、稜線は細くなり、左後方の樹間に常光寺山や門桁山などを見ることができる。■標高1298m地点から20分くらいで標高1344m地点を通過する。■標高1344m地点から10分くらい行くと、「ミズナラ」と書かれた東屋があり、この辺りから勾配が急になる。■東屋から10分ほど登ると、右手が崩壊地となっていて、この付近から前黒法師山やバラ谷山を望むことができた。■崩壊地付近から階段の付けられた急登となり、振り返ると常光寺山や京丸山、灰縄山、竜頭山などを望むことができた。■勾配が緩くなると、やがて「麻布神社奥宮」と書かれた石碑のある所に着いた。「麻布神社奥宮跡地」や「昭和三十九年九月台風の災害により拝殿大破し再度の計画中に水窪ダムの建設に伴い諸般の問題急迫し実現容易ならぬ故って神示依りて前社合祀することとなり惟神の大道に則り遷座執行し尚山上本宮所の霊地には石碑を建立して時機を見て本所に本宮の再建を希うもの也 昭和四十一年九月七日」と書かれた標識があった。三森から麻布神社奥宮跡まで約1時間30分だった。■麻布神社奥宮跡から少し行くと、倒壊した作業小屋跡がある。近くに「水窪ダム方面」と書かれた標識が落ちていて、水窪ダムからの道と合流しているようだが、歩く人はあまりいないようでよく分からなかった。■「三角点行き」や「三角点方面」と書かれた標識に従って、樹間の道を数分登ると、「三角点入口」と書かれた標識がある。ここで左折して少し行くと、麻布山頂上に到着した。麻布神社奥宮跡から10分ほどだった。鬱蒼とした森の中に標識と三角点があった。眺望は得られない。■三角点入口まで戻り、先に進むと「山頂東屋」と書かれた東屋とベンチがある。三角点よりもこちらの方が頂上らしい雰囲気があるが、ここも木々で覆われていて眺望はない。■「これより表示おわり ご無事で」と書かれた標識があるが、明瞭な山道が続いており、先に進む。■森の中を緩やかに10分くらい下ると、戸中山に着いた。「戸中山 1610m」と書かれた標識がある。道の途中のような場所で、頂上というよりも鞍部のような場所だった.。戸中山から南アルプス深南部の眺めが非常に良かった。■戸中山から稜線を登っていく。一部に尾根が広がり二重山稜のような箇所もあるが、鬱蒼とした森の中に道が付けられていて、これに従って進んでいけば迷うこともない。■戸中山から35分くらいで前黒法師山頂上に到着した。標識や三角点があった。木々で覆われていて眺めはないが、とても静かな場所であった。「打越峠・バラ谷の頭→」と書かれた道標があり、さらに先に道が続いている。■前黒法師山頂上でしばらく休んだ後、元来た道を戻った。■麻布山と前黒法師山の間では、誰にも会わなかったが、麻布山まで戻ると東屋で休んでいるグループがいた。おそらくここが目的地であろう。混んでいるので休まずに通過した。■その後も登ってくる人達と何組かすれ違った。おそらく麻布山までだと思うが、それなりに登る人が多い山なのだと思った。■今回は歩行距離が長かったが、前黒法師山まで往復することができた。近年、体力低下や膝の不調を自覚しているが、少し自信を取り戻せたかもしれない。いずれはバラ谷山まで往復してみたいと思った。（2022年7月15日記載）