2022年3月13日(日)

果無
安堵山 冷水山

3月13日 曇〜晴

途中740 →歩→ 安堵山820−840 →歩→ 黒尾山925−935 →歩→ 冷水山1000−1020 →歩→ 果無橋1035 →歩→ 途中1120

日帰り 単独

龍神側から龍神本宮林道に入る。坂泰隧道を通過すると、右に坂泰林道を分けて左折する。「この先7km附近、崩土のため通り抜け不可 通行止 田辺市」や「林道龍神本宮線 これより7km先通行止め 冷水山行けません 通行止」や「道路改良工事をしています 令和4年3月31日まで 時間帯 8:00〜17:00 林道龍神本宮線改良工事」と書かれた看板があり、崩土で通行止なのか工事で通行止なのかよく分からないが、行ける所まで車で行くことにする。林道を車で登っていくと、ガスが出てきて、視界はおそらく10メートル以下となる。龍神本宮林道は舗装されているが、落石が多く注意して進む。県境まであと400mほどの地点で、法面が崩れて路面が土砂で埋まっていた。崩土の上を車で通過することもできそうだったが、無理はせずその手前に車を停めて、そこから歩くことにした。霧が深くて山に登る気も萎えるが、せっかくここまで来たので、安堵山だけでも頂上を踏んでこようと考えながら歩き始める。駐車地点から5分ほどで県境に着いた。道端にアンテナと「地縁団体来栖川郷栄会」と書かれた標柱があった。「警告 許可なく入山を禁止する この山で、しきみ、さかき、びしゃご、その他の草木、土石、一切を、採取してはならない。万一違反行為があった場合、損害金を徴収する。火の用心 地縁団体来栖川郷栄会」と書かれた標示もあった。ここから尾根をたどると、千丈山に行くことができるのではなかいと思った。県境から10分くらい行くと、法面の工事現場を通過した。さらに5分くらいで、冷水山の登山口に着いた。「林道登山口 ←安堵山・黒尾山→」と書かれた道標があった。冷水山の登山口の手前で北側に林道が分岐する。引牛越から和田森の方に延びている林道と思われる。入口には鎖が張ってあったが、安堵山を目指して林道に入り、すぐに尾根上に付けられた踏跡に進む。標高1160m地点を通過すると再び林道に出たので、林道を行く。路面には雪が残っていた。少し行くと貯木場のような場所があり、ここから再び山道に入り、5分も登ると安堵山頂上に到着した。木々に覆われていて眺望は無さそうである。標識や三角点があった。安堵山頂上でしばらく休憩した後、帰りは標高1160m地点を通らず、林道を通って冷水山の登山口に戻った。途中でやや天候が回復したので、冷水山に向かうことにする。冷水山の登山口から柵に沿って登っていくと、広場のような場所に着いた。ここは展望台ということで、過去に園地として整備されたのではないかと思った。展望台から尾根上の登山道を進む。冬枯れの樹間に付けられた道を行くが、相変わらず霧は晴れず、幻想的な雰囲気であった。登山口から20分くらいで標高1222m地点を通過する。この付近も雪が残っていた。標高1235m地点は、黒尾山というピークで標識などが設置されていた。木々で覆われていて眺望は無い。黒尾山から冷水山に向かう途中の南側の崩壊地の上部には、林道の法面を覆う防護網のアンカーやワイヤーが設置されていた。晴れていれば眺望が得られたかもしれないが、ガスで何も見えなかった。冷水山に向けて歩いていると、前方から人が来て、この道は林道に下る道か尋ねられた。この道は黒尾山の方からの道で、少し戻れば果無橋に下る道の分岐があると思うと答え、一緒に冷水山の方に進んでいった。少し行くと、「林道へ」と書かれた分岐があったので、ここを下れば林道に下りられると思うと伝えた。聞いたところ、林道から冷水山に登ったが、登ってきた所と違うようだという話だった。自分も冷水山頂上に行った後、ここを下るつもりだと言うと、その人はここから下っていった。その後、分岐から5分も行くと、冷水山頂上に到着した。冷水山頂上は広く、標識や三角点があった。晴れていれば眺めが良さそうであったが、辛うじて牛廻山方面の稜線や千丈山方面が見えただけであった。冷水山頂上の南側に明瞭な山道があり、ここを下ると龍神本宮林道に出ると思われたが、先ほどの分岐まで戻って下ることにする。分岐から下る道は思ったよりも不明瞭だったが、ちょうど果無橋の近くで龍神本宮林道に下り立つことができた。おそらく現在は冷水山頂上に直接登る道を使うことの方が多いのではないかと思われた。道を尋ねられた人に良くない道を教えてしまい、無事下山できたか心配になった。果無橋から龍神本宮林道を歩いて車に戻った。天気も回復して、振り返ると冷水山を望むことができた。果無橋から少し行くと、前方から車が来て声を掛けられた。先ほど道を尋ねられた人だった。途中まで車で送ってくれるとのことだったが、もう少し歩きたかったため、丁重にお断りした。いずれにしても無事下山できたようで一安心した。果無橋から途中の冷水山の登山口まで25分くらい、県境まで40分くらいだった。途中の法面の工事現場では、作業をしていて車の通過は不可能な状況だった。無理して冷水山の登山口まで車で入らなくて正解だった。ちなみに道を尋ねられた人は、本宮側から龍神本宮林道を上がってきたと話していた。天気が悪くて最初は帰ろうかとも思ったが、当初の予定通り、安堵山と冷水山に登頂することができて良かった。天気が良い時に再訪してみたいと思った。(2022年11月10日記載)



安堵山頂上1(2022年3月13日)


安堵山頂上2(2022年3月13日)


安堵山頂上3(2022年3月13日)



安堵山頂上4(2022年3月13日)


安堵山頂上5(2022年3月13日)


安堵山頂上6(2022年3月13日)


安堵山頂上の標識(2022年3月13日)


安堵山頂上の三角点(2022年3月13日)


安堵山から黒尾山に向かう1(2022年3月13日)


安堵山から黒尾山に抜かう2(2022年3月13日)


安堵山から黒尾山に向かう3(2022年3月13日)


黒尾山頂上(2022年3月13日)


黒尾山頂上付近にて(2022年3月13日)


冷水山頂上1(2022年3月13日)


冷水山頂上2(2022年3月13日)


冷水山頂上3(2022年3月13日)


冷水山頂上4(2022年3月13日)


冷水山頂上5(2022年3月13日)


冷水山頂上6(2022年3月13日)


冷水山頂上7(2022年3月13日)


冷水山頂上の標識(2022年3月13日)


冷水山頂上の三角点(2022年3月13日)


冷水山頂上から石地力山方面の道を見る(2022年3月13日)


冷水山頂上から牛廻山方面を望む(2022年3月13日)


冷水山頂上から千丈山方面の眺望(2022年3月13日)


果無橋(2022年3月13日)


龍神本宮林道から千丈山を見る1(2022年3月13日)


龍神本宮林道から冷水山を振り返る(2022年3月13日)


龍神本宮林道から安堵山を見る1(2022年3月13日)


龍神本宮林道から千丈山を見る2(2022年3月13日)


龍神本宮林道から安堵山を見る2(2022年3月13日)


龍神本宮林道から安堵山を見る3(2022年3月13日)


龍神本宮林道から安堵山を見る4(2022年3月13日)


龍神本宮林道から千丈山を見る3(2022年3月13日)



龍神本宮林道の崩壊地1(2022年3月13日)


龍神本宮林道の崩壊地2(2022年3月13日)



安堵山 冷水山−GPS軌跡(2022年3月13日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
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