2022年10月15日(土)

大峰
弥山 八経ケ岳 明星ケ岳 

10月15日 晴〜曇〜晴

行者還トンネル西口635 →歩→ 奥駈出合735 →歩→ 弥山小屋915−920→歩→ 弥山925−930 →歩→ 弥山小屋935→歩→ 八経ケ岳1005-1015 →歩→ 明星ケ岳1035−1100 →歩→ 八経ケ岳1120−1135 →歩→ 弥山小屋1200−1210 →歩→ 奥駈出合1345 →歩→ 行者還トンネル西口1425

日帰り 単独

昨年、行者還岳に登った時、近いうちに弥山や八経ケ岳に登ってみたいと考えていた。しかし、春先に崖崩れが起きたり、行者還トンネルで工事が実施されたりしてアプローチの国道が通行止になっていたため、今年は無理だと思っていたが、数日前に通行止が解除されたという話が耳に入り、登りに出かけることにした。行者還トンネル西口の有料駐車場に車を置いて出発する。しなの木出合への登り口を左に見た後、林道跡のような平坦な道を10分ほど行くと沢を渡って、大駈出合まで急登となる。大駆出合で右折をして、大峰奥駆道を行く。大駆出合から20分ほどで弁天ノ森を通過し、弁天ノ森からさらに30分くらいで聖宝ノ宿跡に着いた。聖宝ノ宿跡には聖宝理源大師の座像がある。大駆出合から聖宝ノ宿跡までは稜線上を緩やかに登り下りしながら進む。途中で稜線が広がり、注意が必要な箇所もあるが、そのような場所には道標があったり、ロープが張ってあったりする。登山者も多いので、注意して進めば特に問題はない。聖宝ノ宿跡を過ぎると、弥山小屋まで登りが続く。最初、倒木などにより登山道が枝分かれしていて少し分かりにくい部分もあるが、やがて階段が連続するようになる。なかなかしんどい登りとなる。聖宝ノ宿跡から50分くらいで弥山小屋に着いた。小屋から鳥居を潜り抜けて、5分くらい登った所が弥山頂上であった。弥山頂上には、弥山神社がある。南側にこれから登る八経ケ岳や明星ケ岳を望むことができた。神社の前は広くベンチもあり、休憩するのにちょうどよい。弥山頂上で少し休んでから、八経ケ岳を目指して出発する。弥山小屋まで戻ると、登る途中で追い越した女性1名と山伏姿の男性2人のグループが登ってきたところだった。鳥居の前でお辞儀をすると小屋に入っていったので、弥山小屋の管理人だったのではないかと思った。弥山小屋からしばらく下ってオオヤマレンゲ保護のためのフェンスに付けられた扉を過ぎると、登りとなる。もう一度扉を過ぎると、やがて八経ケ岳頂上に到着した。八経ケ岳は大峰山脈の最高峰であり、思ったよりも人がたくさんいた。途中から曇ってきてしまい、眺望はいま一つだった。余裕がなければ八経ケ岳で戻るつもりだったが、時間もあったので、先に見える明星ケ岳まで往復することにする。八経ケ岳頂上から少し下って稜線をたどると、15分くらいで弥山辻という分岐に着いた。弥山辻で右に栃尾辻方面の道を分け、左の大峰奥駈道に進む。すぐに左に分かれる踏跡あるので、ここを入るとまもなく明星ケ岳頂上に到着した。明星ケ岳頂上は広く、北側に行くと先ほど登った八経ケ岳を望むことができた。八経ケ岳頂上は登山者で賑わっていたが、明星ケ岳まで足を延ばす人は少ないようで静かな場所であった。明星ケ岳頂上でしばらく休んだ後、元来た道を引き返した。一時ガスが出て曇っていたが、八経ケ岳頂上まで戻ると、天気も回復しているように見受けられ、周囲の山々の眺望が得られるようになってきた。八経ケ岳頂上で休んだ後、弥山小屋を経由して元来た道を下山した。足が弱っていて速く歩くこともできないので、後から来た人に抜かされていくが、やがて後から人も来なくなり、自分のペースで下っていった。その割には、まずまずの所要時間で下山することができた。長いコースだったが、明星ケ岳まで行くことができて良かった。3週連続の山行となり、体力的にも調子が出てきたようである。紅葉を楽しむこともできて満足だった(2023年8月6日記載)



聖宝ノ宿跡(2022年10月15日)


弥山頂上1(2022年10月15日)


弥山頂上2(2022年10月15日)


弥山頂上3(2022年10月15日)


弥山から八経ケ岳と明星ケ岳を望む(2022年10月15日)


弥山にて(2022年10月15日)


弥山小屋(2022年10月15日)


八経ケ岳頂上1(2022年10月15日)


八経ケ岳頂上から明星ケ岳を望む1(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上1(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上から八経ケ岳を望む1(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上から八経ケ岳を望む2(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上から八経ケ岳と弥山を望む1(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上から八経ケ岳を望む3(2022年10月15日)


明星ケ岳から西側の眺望(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上から八経ケ岳を望む4(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上付近にて(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上から八経ケ岳を望む5(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上2(2022年10月15日)


明星ケ岳頂上3(2022年10月15日)


明星ケ岳を振り返る(2022年10月15日)


頂仙岳を望む1(2022年10月15日)


頂仙岳を望む2(2022年10月15日)


八経ケ岳(2022年10月15日)


八経ケ岳頂上の標識(2022年10月15日)


八経ケ岳頂上2(2022年10月15日)


八経ケ岳頂上から明星ケ岳を望む2(2022年10月15日)


八経ケ岳から弥山を見る1(2022年10月15日)


八経ケ岳から弥山を見る2(2022年10月15日)


八経ケ岳付近から台高山脈方面を望む(2022年10月15日)


樹間に弥山を見る(2022年10月15日)


弥山から下山途中で台高山脈方面を望む(2022年10月15日)


大駈出合方面の稜線(2022年10月15日)


山中の紅葉(2022年10月15日)


弥山を振り返る1(2022年10月15日)


弥山を振り返る2(2022年10月15日)


弥山 八経ケ岳 明星ケ岳−GPS軌跡(2022年10月15日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
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