トップページ > 山歩きの記録・2025年 > トクマ山
装飾ライン

2025年1月26日(日)

高見
トクマ山

1月26日 曇~晴

桃俣高角神社710 →歩→ 天狗山815 →歩→ カヤノ山850 →歩→ トクマ山950-1010 →歩→ カヤノ山1130 →歩→ 途中1220-1230 →歩→ カヤノ山1305 →歩→ 天狗山1325-1335 →歩→ 桃俣高角神社1420 

日帰り 単独

トクマ山は、高見山と三峰山を結ぶ稜線に位置する一峰であり、高尾山とも呼ばれている。5年ほど前、高見山に登った帰りに高見峠越えの旧国道からトクマ山が非常に立派な山に見え、いつか登ってみたいと思っていた。高見峠からの往復も考えたが、帰りが登り主体になるため疲れそうに思えたので、検討の結果、桃俣からの往復にし、同時に高見山も登ることにして出かけた。桃俣川沿いの林道を進み、高見山の桃俣登山口がある桃俣高角神社まで車で入る。意外と奥の方までログハウスなどがあり、別荘地になっているようだった。神社の近くには駐車できるスペースがあり、公衆便所らしい建物もあるが、閉鎖されていた。「桃俣登山口 山頂まで2時間30分」と書かれた標識に従って入山する。林道より少し高い位置に鳥居や祠があるが、社殿のようなものはない。桃俣高角神社から急登であるが、15分ほど登ると尾根に乗り、緩やかな道になる。桃俣高角神社から20分ほどで標高724m付近に達し、右側から巻いていく。小烏ノ尾という緩やかな尾根をたどり、左側は動物除けの柵に沿って進む。桃俣高角神社から40分ほどで、国土地理院の地形図に描かれている中小屋谷方面から上がってくる道と合流するが、廃道のようで分からなかった。天狗山で差杉峠、黒石山、天狗岩方面からの道と合流した。天狗山から下ると、左側に天狗山を巻く踏跡のようなものも見られたが、入らない方が良さそうだった。天狗山を過ぎると眺望が得られる箇所もあり、往路は曇っていたが、帰路では三峰山や曽爾方面の山々を望むことができた。カヤノ山に近づくと積雪が現れ、カヤノ山で高見山と三峰山をつなぐ稜線に出た。「← 三峰山 高見山 →」「← 桃俣 ← 林道まで70分」「カヤノ山 1080m」と書かれた標識があり、ここで左折してトクマ山に向かった。カヤノ山から下ると、作業小屋跡と思われる場所を通過する。ドラム缶や林業機械が放置されていた。カヤノ山から10分ほどで標高1059m地点を通過した。ここは「サイメ谷山」とも呼ばれるが、一部資料ではカヤノ山をサイメ谷山とする記述もある。サイメ谷山を過ぎると、尾根が痩せている箇所や短い岩場もあるが、積雪はなくなり、通行に問題はなかった。書物ではあまり紹介されていないコースだが、所々に「← 縦走路 →」「← 高見山 請取峠 →」「← 高見山 三峰山 →」と書かれた道標があり、一応登山道として認識されているようだ。南側には稜線近くまで伐採地や作業道が見える箇所もあった。カヤノ山から50分ほどでトクマ山西峰に着いた。トクマ山は双耳峰と捉えられ、縦走路上のピークをトクマ山西峰とすることがあるようだ。「トクマ山」と書かれた私製の山名板や「火気厳禁 山火事防止 天理教管財部」と書かれた看板があった。トクマ山西峰から県境の縦走路を外れてトクマ山頂上に向かった。最初は幼木のヤブがややうるさいが、まもなく踏跡が明瞭になった。植林の中を一旦下って登り返すと、トクマ山東峰、すなわちトクマ山頂上に到着した。トクマ山西峰から5分ほどだった。トクマ山頂上はあまり頂上らしくない場所で、かつて林業用の作業道が来ていたのではないかと思われるような地形であった。眺望は得られず、私製の標識がいくつかあり、トクマ頂上であることを示していた。しばらく休憩した後、元来た道をカヤノ山まで戻った。カヤノ山に戻った時にはだいぶ疲れていたが、高見山までつなげておきたいと思い、カヤノ山から高見山に向かった。進むにつれて積雪が増えた。カヤノ山から25分ほどで有名な崩壊地の縁を通過した。「注意 この先崩壊地あり」との立看板もある。高見山が近づくにつれて積雪も多くなり、雪山の様相となった。距離的にはそれほど遠くないが、トクマ山付近とはだいぶ様子が違っていた。ピッケルやアイゼンを持ってこなかったが、高見山頂上手前の小ピークまでたどり着くことができた。ここからの眺望は非常に良かった。小ピークから高見山に行くには、一旦鞍部までロープが付けられた急斜面を下りなければならない。先行者はいないと思っていたが、真下の鞍部で休憩している人達がいたため、雪を落としたり、最悪滑落でもしたら大変なことになるし、目前の高見山頂上にも人がいて視線も気になるので、トラブルを避けるために無理をせずここで撤退することにした。アイゼンやピッケルがあれば下りれたし、誰もいなければ、手段を選ばずにずり落ちてでも前進したかもしれないが、安全第一でここから戻ることにした。今思うと、雪上に新しい足跡はなかったので、鞍部にいた人達は高見峠に行こうとしたが、間違えてカヤノ山方面に入ってしまったのかもしれない。高見山手前の小ピークから元来た道を戻り、桃俣高角神社に下山した。高見山頂上まで行けなかったのは残念だったが、トクマ山に登頂できて良かった。もし先に高見山を目指していたら、高見山とトクマ山のどちらの頂上も踏めずに終わっていたかもしれない。高見山に向かう途中では、思いがけず霧氷を堪能することもできた。高見山手前の小ピークで登山者の姿を見かけた以外は誰にも会わず、静かな山歩きを楽しむことができた。(2025年11月17日記載 2025年12月17日更新)

風屋貯水池 天狗山頂上(2025年1月26日) 風屋貯水池と坊主尾山 樹間に古光山、倶留尊山方面を望む(2025年1月26日) 風屋ダムから高時山 天狗山とカヤノ山の間にて1(2025年1月26日) 風屋ダムと高時山 天狗山とカヤノ山の間にて2(2025年1月26日) ブナ平 カヤノ山頂上1(2025年1月26日) ブナ平 カヤノ山から波瀬方面の眺望1(2025年1月26日) 高時山、ブナ山 カヤノ山からトクマ山に向かう途中にて(2025年1月26日) 高時山、ブナ山 トクマ山西峰(2025年1月26日) 風屋貯水池と大峰前衛の山々 トクマ山西峰からトクマ山東峰に向かう(2025年1月26日) 釈迦ケ岳 トクマ山頂上1(2025年1月26日) 法主尾山最高点 トクマ山頂上2(2025年1月26日) 法主尾山最高点 トクマ山頂上3(2025年1月26日) 法主尾山頂上部 トクマ山頂上4(2025年1月26日) 法主尾山最高点 トクマ山頂上5(2025年1月26日) 法主尾山頂上部 トクマ山頂上6(2025年1月26日) 法主尾山頂上部 トクマ山頂上7(2025年1月26日) 法主尾山頂上 トクマ山頂上8(2025年1月26日) 法主尾山頂上 トクマ山頂上の標識(2025年1月26日) 法主尾山頂上 トクマ山東峰からトクマ山西峰に戻る途中にて(2025年1月26日) 法主尾山頂上 トクマ山西峰に戻る(2025年1月26日) 法主尾山頂上 樹間にトクマ山を振り返る(2025年1月26日) 法主尾山頂上 樹間に高見山を見る1(2025年1月26日) 法主尾山頂上 樹間に高見山を見る2(2025年1月26日) 法主尾山三角点 トクマ山からカヤノ山に戻る途中にて桧塚奥峰であろうか(2025年1月26日) 法主尾山標識 トクマ山からカヤノ山に戻る途中にて迷岳を見る(2025年1月26日)    法主尾山頂上 トクマ山とカヤノ山の間の稜線にて1(2025年1月26日) 高時山とブナ山 トクマ山とカヤノ山の間の稜線にて2(2025年1月26日) 風屋貯水池 トクマ山とカヤノ山の間の稜線にて3(2025年1月26日) 釈迦ケ岳、八経ケ岳方面 樹間に高見山を見る3(2025年1月26日) ブナ平 カヤノ山頂上2(2025年1月26日) ブナ平 カヤノ山からトクマ山方面を振り返る(2025年1月26日) ブナ平 カヤノ山から波瀬方面の眺望2(2025年1月26日) 法主尾山 カヤノ山付近からトクマ山や三峰さんを望む(2025年1月26日) 高時山 カヤノ山と高見山の間で台高山脈方面を望む(2025年1月26日) 山天ノ高方面 高見山に向かう(2025年1月26日) 風屋ダム 山中の霧氷と曽爾方面の山々か(2025年1月26日) 風屋ダムと高時山 倶留尊山、大洞山方面を望む(2025年1月26日) 風屋ダム 高見山1(2025年1月26日) 風屋大橋 高見山2(2025年1月26日) 風屋大橋 高見山手前から住塚山、国見山方面を望む(2025年1月26日) 風屋ダムから風屋集落と法主尾山 高見山手前から三峰山、学能堂山方面を望む(2025年1月26日) 風屋ダムと高時山 高見山手前から三峰山を望む(2025年1月26日) 風屋ダム 高見山手前から迷岳を望む(2025年1月26日) 風屋大橋 高見山3(2025年1月26日) 風屋大橋 高見山とカヤノ山の間の崩壊地(2025年1月26日) 風屋ダムから風屋集落と法主尾山 高見山とカヤノ山の間の崩壊地から桧塚奥峰方面を望む(2025年1月26日) 風屋ダムと高時山 カヤノ山からの下りにて学能堂山を望む(2025年1月26日) 風屋ダム カヤノ山からの下りにてトクマ山と三峰山を望む(2025年1月26日) 風屋大橋 カヤノ山からの下りにて倶留尊山や大洞山を望む(2025年1月26日) 風屋大橋 桃俣高角神社1(2025年1月26日) 風屋ダムから風屋集落と法主尾山 桃俣高角神社2(2025年1月26日) GPS軌跡 トクマ山-GPS軌跡(2025年1月26日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものです。(承認番号 平26情複、第537号)
承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければなりません。